吸水ショーツの日 (記念日 毎月第1水曜日、9月第1水曜日)
生理中、ナプキンがずれないか、漏れないか——そんな不安を根本から解消するのが吸水ショーツです。ショーツそのものが経血を吸収する構造になっており、ナプキンなしで一日を過ごせる製品も登場しています。クロッチ部分は「吸水シート・吸収体・防水シート」の多層構造になっており、素早く液体を取り込んで外側には漏らさない仕組みです。一般的な吸水量は30〜50ml、大容量タイプでは約150mlに達する製品もあります。
この吸水ショーツの普及を後押ししようと、愛知県清須市に本社を置くチーカス株式会社が「吸水ショーツの日」を制定しました。日付は9月の第1水曜日で、「9(きゅう)」と「水曜日(すい)」を組み合わせた「きゅうすい」という語呂合わせが由来です。記念日は2021年(令和3年)に日本記念日協会に認定・登録されています。
吸水ショーツが注目を集め始めたのは2020年頃、「フェムテック」という言葉とともにです。フェムテックとは、女性(Female)の健康課題をテクノロジー(Technology)で解決する製品・サービスの総称で、生理用品の革新として吸水ショーツが脚光を浴びるようになりました。ライオン株式会社の調査によれば、吸水ショーツを「知っている」と答えた人は55%にのぼる一方、「実際に使ったことがある」人はわずか3%にとどまっており、認知と利用の大きなギャップが存在します。
チーカス株式会社が記念日に込めた思いは、生理だけにとどまりません。軽失禁に悩む人への理解を広げること、そしてジェンダーを超えてより多くの人に吸水ショーツという選択肢を知ってもらうことを目的としています。自分のために購入するだけでなく、大切な人へのプレゼントとして手渡すことで、会話のきっかけをつくり、生活の質を高めてほしいという願いも込められています。
まだ使ったことがないという方には、軽い日のサブアイテムとして試してみるのが始め方としておすすめです。洗って繰り返し使えるため、使い捨て製品を減らしたい方にも選ばれています。吸水ショーツの日は、こうした新しい選択肢について改めて考えるきっかけになる日です。