いちごの日・いちご世代の日 (記念日 1月5日)
- 語呂合わせ
- いち(1)ご(5)= 1月5日
- 対象世代
- 15歳の学生(いちご族)
- 背景
- 高校受験を控えた世代へのエール
- 果物の記念日
- いちごの日は1月15日(別日)
- 国内品種数
- 約300種(世界の半数以上が日本産)
- 収穫量1位
- 栃木県(57年連続・2024年産)
1月5日は「いちごの日」と「いちご世代の日」、2つの顔を持つ記念日です。日付の由来はどちらも同じ「いち(1)ご(5)」という語呂合わせですが、指しているものがまったく異なります。一方は果物の苺、もう一方は15歳という青春のど真ん中にいる世代——そのユニークな二重構造が、この日ならではの味わいを生んでいます。
「いちご世代の日」が対象とするのは、15歳の中学3年生です。「いちご族」とも呼ばれるこの世代に向けて、高校受験という人生の最初の大きな関門を前に応援の気持ちを届けようと制定されました。制定した団体については定かではありませんが、1月5日という時期は受験本番が迫る正念場。そんなタイミングにエールを贈る日として、語呂合わせの妙が活きています。
一方、果物としてのいちごにも記念日があります。全国いちご消費拡大協議会が定めた「いちごの日」は1月15日で、こちらは「いい(1)いち(1)ご(5)」の語呂合わせ。さらに毎月15日も「いちごの日」とされており、いちごには記念日が複数存在するという、果物の中でもかなり恵まれた立場にあります。
その果物・苺の歴史をひも解くと、現在の品種のルーツは約200年前にオランダで生まれた交配種にさかのぼります。日本へは江戸時代末期に長崎へ伝来し、明治32年(1899年)に農学者・福羽逸人博士がフランス品種を改良した「福羽」を命名したことで国内栽培が本格化しました。昭和30年代にビニールハウス栽培が普及すると価格が下がり、ショートケーキの定番として食卓に定着していきました。
現在、日本の栽培品種は約300種にのぼり、世界全体の品種の半数以上が日本産ともいわれます。生食消費量は世界トップクラスで、「とちおとめ」や「あまおう」など地域ブランドの競争も活発です。2024年の全国収穫量は約15万6,600トン、うち栃木県だけで57年連続の日本一を誇ります。
15歳の受験生に声援を送る記念日と、日本が誇る農産ブランドの記念日。偶然とはいえ同じ語呂合わせで並んだ1月5日は、言葉遊びが生み出した、ちょっとぜいたくな一日です。
1月5日のカレンダー情報
1月の二十四節気・雑節
- 小寒(しょうかん) 1月5日(月)
- 大寒(だいかん) 1月20日(火)
- 冬の土用(どよう) 1月17日(土)